見たい見たい〜

映画館で見た予告で、気になる作品があった。
「おくりびと」オリジナルサウンドトラック
チェリストだった主人公(モックン)がリストラされて田舎に帰り、職探しをする。
それで採用された仕事が“おくりびと”。
死者へ旅立ちの支度をしてあげる人だ。
先週、伯父を亡くして、その儀式に立ち会ったばかりだったので、
リアルに記憶が残っていた。
この世を生きた姿形との最後のお別れの時は粛々と進められ、
感謝と祈りに包まれた。
魂の宿らない身体とは何と不思議なものだろう。
よく聞く様に、この様子を、伯父はこの部屋の上の方から見下ろしているのだろうか?
と、天井のあたりを眺めたりして・・・
その中で、そこにいた“おくりびと”の方々が汗を流しながら奮闘してくださっていた様子が印象的だった。
それは、とても特殊な仕事だ。
モックンも新しい仕事を彼女?(広末涼子)に隠している。
本当の事を知ったヒロスエには「さわらないで!」と怯えられるし、
本人もこの仕事と、どう向き合えば良いのか迷っていたのだが・・・という予告編。
おくりびと”の手ほどきをするのが山崎努で、予告で見ただけでもはまり役。
多分“おくりびと”の仕事は、残された家族の心を癒すためにあるのだと思う。
とても尊い仕事だ。伯父を丁寧に送り出してくれた“おくりびと”に感謝。