並行読み その1

『ミタカくんと私』 銀色夏生 新潮文庫 

銀色夏生は、随分昔に書店で詩集が平積みになっていたのを

手にとってパラパラ見たことがありました。

その時目にした詩は、アタシには甘すぎた。あまりにも。

そして名前から即座に“男性”だと思い込んでしまっていた。

名前は記憶に残っていて、小説も書いているのね〜と気が向いて読んでみた。

数頁読んで、“あれ?この人…女じゃない??”って疑問が…

読み終わってからネットで調べたら、やっぱり女性。

だよねぇ〜詩集を立ち読みした時に感じた違和感は性別だったか!

“ミタカ君”は“私”の幼なじみで同級生。

“私”の家に入り浸り。

“私”の家族とも仲が良く、ご飯も一緒に食べるし、夜遅くまでいる。

そしてイケメンという設定。

「そんな幼なじみ、いるかっ!」と突っ込みたくなるけれど、小説だからね。。。

少女漫画みたいな話。

“あとがき”によると、この物語は続くみたいだ。

機会があったら、読む…かも??

いや、見つけたら読んでしまうだろうなぁ。

ちょっとぐらいドロドロしてくれ〜!と期待しよう。