3日間の研修終了。記録の為に記しておこう・・・費用は5万円也。
研修の前日のジャズライブ、楽しかったです。
開店と同時に入ったら、なんと永井さんが1人でドラムのセッティングをされていました。
いきなりの至近距離で、緊張のあまりひきつった笑顔で会釈をして席に着きました。
ビールを飲みながら、永井さんの動きを失礼の無いように見学。
それからピアノの安井さんとウッドベースの池田さんも揃い、目の前のカウンターで打ち合わせ。
池田さんが「40分ずつ3ステージね。GLAYじゃ考えられないよね」と笑って永井さんに話していました。
安井さんも「このトリオは初めてなので、さぐりながら・笑」
おぉ〜ジャズっぽいなぁ。
40席ほどのジャズバーは勿論楽屋等は無いので、
演奏の合間は演奏者の方達は客席を回って話し掛けてくれました。
相席になった男性はバリバリのジャズファンで、安井さんのパワフルなピアノが好きで何度か聴いているとのこと。
今日は珍しい組み合わせなので興味があって来ました、と。
その方は1ステージ目が終わってから「永井さんはオールマイティに何でも叩ける人だね」と盛んに拍手していて、
でしょ?でしょーっ!的な嬉しさで、沢山お話しました。
調子に乗ったアタシは隣のGファンの方(その辺は目ざとい)3人組のお姉さんのテーブルにグラスを持って乱入し、
そこでしゃべるしゃべる・・・
そのうちのお二方はドラムクリニックのお弟子さんだそうだ。凄いな〜いいな〜
演奏は2ステージ目3ステージ目と、どんどんボルテージが上がっていく。
安井さんは華奢なお姉さん(と言っても4歳ほど下でした)で、手なんかアタシより小さかった。
全身で時々腰を浮かしながらパワフルに演奏する。かっこいい。。。
安井さんが関西弁でメンバーの紹介を中心にMCをするのだけれど
「永井さんはGLAYや氷室さんのサポートメンバーで20万人LIVEや武道館やDOMEと経験豊富で、その時の話を聞かせてもらって興奮しました。こういう小さい場所で演奏する機会も珍しいですよね」と言うと
永井さんは「ジャズは本格的に始めて1年ほどだし、近すぎて20万人の時より緊張してます」と話していました。
幕張の時は、前方と後方では音の伝わる時間がかなり違うので、各モニターから流す音をずらす計算と技術が大変だったというエピソードも話していました。
池田さんは渋いオジサマ。65歳。
ソロの時は口ずさみながら目を閉じて演奏する。
ボリューム的にはウッドベースが1番弱いのだけれど、凄い迫力で腹に来る。
1番最初にウルウルっと来たのは池田さんのソロだった。
永井さんのソロはこの前のツアーで大感動だったけれど、
それを至近距離で聴くとさらに圧巻で、
お店中が身じろぎせずに固まったようになった。
でもロックじゃなくて確かにジャズドラム。ド素人なので説明はできないけど・汗
「今度のGLAYの新曲は8ビートじゃなくて4ビートが多目になるかも。」と笑って話していました。
演奏が終わって、甥っ子君から指輪を受け取ってはめていました。
ブログに載っていた指輪です。
スティックを握る手はタコで硬いのかなと思っていたら、
とても柔らかくずっしりしていました。
指輪とペンダントも見せてもらい・・・でも何をどう話したのかはよく覚えていません。
多分半泣き笑いのかなり変な女だったと思います(;-_-;)
甥っ子君とは「Mステで叩かれてますよね?」
「はい。1度。また頑張ります。」みたいな会話をしたのは覚えています。
かなりのイケメンです!
相席の男性に「いつもとお店の雰囲気違いますか?大丈夫ですか?」
とジャズファンの方に迷惑かけていないだろうか?と気になったけど
「大丈夫ですよ。1ステージ目から満席なのは珍しいけどね。」と言ってくれたのでホッとした。
しかしどーやって何時に帰ったのか、あまり記憶に無く、
翌朝というか同じ日の朝、着物を着る時は新手の拷問かと思った(;-_-;)
でも休めない。何しろ5万円なんだから。。。
今日は研修最終日。
この業界でこの名前を知らない人はいない、雲の上の方の講義を聴く。
流石だよ〜神の手だ。ため息が出る。
色々な現場で技術が上手な方には沢山会うけれど、
これほどわかり易く的確な組み立てで講義が出来る人っていない思う。
この方と一緒の現場に入ると、緊張しすぎてアタシはアホになる・・・
今日の講義だけで、5万円の価値は充分にあったなぁ〜と思わせてしまうんだから凄いよなぁ。
いつか「今まで、家が買えるぐらいの授業料を払って来たわよ」とおっしゃっていた。
美容関係は勿論、話し方や歩き方、デッサンまで必要と思われるあらゆる講習を受けたそうだ。
5万ぐらい何だ!だよなぁ・・・