まとめて覚書
[本]
- 作者: ベルンハルトシュリンク,Bernhard Schlink,松永美穂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/05/28
- メディア: 文庫
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考えるところが沢山あって、読後、無言になってしまった。
年の差恋愛 恋人の過去 戦争犯罪人 彼女のプライド
映画化が決まっているそうだ。
「朗読者」というタイトルの意味がわかった時、
痛ましさで締め付けられる。
ドイツでは学校教材としても使われている他、
世界各国で読まれて、内容について討論されているそうだ。
ドイツでは戦後、60年代にドイツ人による自国の戦犯の裁判が行われていた。
日本は・・・
焦土と化した日本では復興と急速な民主化の中、戦争へと突き進んだあの時代の反省が
きちんとされたのだろうか・・・
日本では安保で揺れていた60年代、
ドイツでは若者達が、ナチに迎合した親世代を激しく糾弾する学生運動が盛んだった。
ドイツ人というだけで、他国へ行っても白い目で見られていたという。
映画「The Reader」では、どう描かれるのだろう?
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/09/20
- メディア: 文庫
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- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/20
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「光の帝国」は、それぞれの話が並べられて、俯瞰で見ると1枚の画がうっすらと見えてくる。
そして続編(本編?)の「蒲公英草紙」は、
思い出話として語られる1つのストーリー。
未来を感じる力があったら・・・
きっとずるく使ってしまうに違いないだろうなぁ。
清く生きるという事は、大変な努力がいるもの。
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/08/01
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イジメから不登校になった女の子が、おばあちゃん(西の魔女)の元で暮らし始めます。
沢山のハーブが植えられた庭、季節の草花、木の香り・・・
映画の為に清里に造られた家と庭が公開されているそうだ。
行ってみたいなぁ・・・住んでみたい。
穏やかな心を取り戻すにはどうしたら良いのか?
イジメのあった学校に戻るか?転校して単身赴任の父の元で家族一緒に暮らすか?
おばあちゃんのアドバイスが身にしみました。
アスファルトばかりの街でコンクリートの箱の中で暮らしてはいるけれど、
頑張れば西の魔女の暮らし方がきっとできるはず!と思いました。