大学の公開講座に行った。
キャンパスでは、
お笑いLIVEや映画祭諸々、いちいち受け取っていたらきりが無いビラ配り。
有名な銅像の前では拡声器を使って、何かの演説や呼び込みをする学生の声が交じり合う。
政治的な主張を書きなぐった派手な立て看板達。
女子だけの母校には決して見られない光景にニヤニヤしてしまう。
若くて元気でいいなぁ〜などと思いつつ、やっと教室にたどり着く。
おっと!いきなりウチの大御所のお姿発見。
今年もまた本を出され、もうすぐアラ8というお年で第一線でいらっしゃる神でございます。
さらにさらにお勉強を続け「まだまだ8合目。上を目指して登るのよ」ですね。
目が合ったのでノコノコとご挨拶に。緊張するさ。
なんか、この方の前に出ると「サン(3)!」って言ってるみたいに自分がバカに思えるのよね…
 
本の覚書がたまっている。

カラフル (文春文庫)

カラフル (文春文庫)

人を見る目が優しくなれる作品。
小説や映画や音楽の意味って、こういう効果を生む事なんだろうなと思う。
お父さんは傲慢で自己中、お母さんは不倫、兄貴は意地が悪い、初恋の子は援交…
イジメもあった。友達もいない。
どん詰まりだ。生きている意味?希望?何も無い。サヨウナラ…
平凡な日常の積み重ねでも、いつの間にか怖い方向に向かっていく事がある。
少年の自殺はある日突然の出来事じゃない。
でも、本当はみんなどうだったのか…それがある特殊な設定で解き明かされていく。
ナニナニ?すでに映画化されているのか。キャストを調べてみなくちゃ。
とりあえず、お母さんは阿川佐和子さん。あとがきにありました。ピッタリ☆