ヘビロテ中

100万回のKISS(5万枚限定II)(DVD付) 昨日連れて帰って来ました。GLAYのニューシングル。とっても良いです。
♪僕らーは100万回のKISSをかぞーえてー 生きてゆーこおー ←ココがツボ。
「LONE WOLF」はLIVEでますます盛り上がりそう。アルバム先行シングルなのにランキング1位は嬉しいです。
 
「長州ファイブ」という映画を見ました。
幕末にご禁制を破ってイギリスに密航した長州藩の5人の若者の話。
最初は藩の為に知識を身に付け「生きたる機械」となって戻り働くという使命に燃えていた5人。
それが、イギリスとのあまりの技術格差に衝撃を受け、次第に日本という国全体を考え始める。
主役の山尾庸三(松田龍平)は、帰国後に後の東大工学部を設立したエラ〜イ人。
また、イギリスで出会った聾の女性達が手話を使うのを見て勉強し、日本初の盲唖学校を設立する。
福祉も文明の一部と認識していたのが凄い。
 
監督・脚本は「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠。
パンフにはこの題材を選んだ理由として、“光の見えない時代”という点で長州ファイブが生きた時代と2006年が似ているからと書いてあった。
寄宿先の部屋のドアの入り口に靴を並べて脱ぎ、カーペットに正座する様子などのコミカルな場面も多かった。
欧米の人達って、まだこの頃の日本人のイメージを引きずっているところがあるのかも・・・
向こうの映画で描かれる日本はまだヘンテコリンだもの。
 
心に残るセリフがいくつかあった。
寄宿先の伯爵の言葉。
「何故生きるのかと聞いたね?その答えを言おう。人は何故生きるのか?ではなく、いかに生きるのかが大事なんだ。」
売春婦の言葉。
「この国が文明国だって?(苦笑)みんなをよく見て。裕福なのは一部の人。パンは週末だけの御馳走。これが文明国って言える?」
聾唖者の女性の言葉。
「辛い時ほど笑顔でいるのよ。」
 
他の4人は井上勝(鉄道の開設に尽力。小岩井農場の設立者)、伊藤博文(初代総理)、遠藤謹助(造幣局の整備に尽力。大阪造幣局桜の通り抜けの考案者)、井上馨(初代外務大臣)。
うへ〜!近代日本を創った人達が密航者だったとは無知だった。
っていうか、今の日本は文明国??
長州ファイブが泣いちゃうよね。ペコちゃん。